リラクゼーション効果もある観葉植物の種類と育て方について情報が満載のサイトを集めました。オオタニワタリの育て方から運気を運ぶ観葉植物についてなど様々な情報を掲載しています。
主に室内で育てる観葉植物はリラクゼーション効果があり、家庭・オフィス・ショップなど、様々なシーンにマッチします。観葉植物オオタニワタリ
オオタニワタリは、シダ植物門チャセンシダ科に属するシダです。単にタニワタリとも言います。本州南岸以南に分布しますが、南では近似種が他にもあります。
葉は細長く、先端がとがった広線形で、切れ込みなどはありません。主軸はしっかりしていて、褐色に色づきます。基部には少し葉柄があって、鱗片が密生します。胞子のう群は葉の裏側に並びます。葉の先端の方から中程まで、主軸の両側に、多数の直線状の胞子のう群が、主軸から斜め上方向へ、平行に並んでいます。
茎は短くて直立します。葉は茎の先端に集中して放射状に配列し、斜め上に伸びるので、全体としてはお猪口のような姿になります。茎の側面はたくさんの根が出て、黒褐色のふわふわしたスポンジ状の固まりとなります。
着生植物で、熱帯や亜熱帯では樹木の幹や枝に付着して成長します。ただし、本土などより寒冷な地域では岩の上や地上で生育するものが多くなります。葉がお猪口型になるのは、落ち葉をここに集めて、自分が成長するための肥料とするための適応と考えられています。ここに溜まった落ち葉はやがて腐葉土になり、葉の間から出る根によって保持され、株の成長とともに株の下部に発達する根塊の一部となります。このように、大量の根が樹上に大きなクッション状の構造を作るため、ここに根を下ろして生育する植物も出現します。沖縄ではオオタニワタリやシマオオタニワタリの大株には、必ずと言ってよいほどその下の根の部分から着生性のシダ植物であるシマシシランが多数の葉を垂らしているのを見かけます。同様な着生シダのひとつコブランもこのようなところに生育します。また、ここにもぐりこむ昆虫もおり、東南アジアにはこの仲間の根塊にのみ穿孔生活をするクロツヤムシの存在がよく知られています。このように、タニワタリ類の根塊は一つのまとまった生物群集を支えることとなります。
大柄で、見栄えのする姿であるため、栽培されることが多くあります。欧米でもBird's nest fernと呼ばれて人気があります。海外で栽培されるのはシマオオタニワタリの場合が多いとのこと。ただし、それが目的で乱獲され、そのために激減している地域もあります。和歌山県の南部海岸沿いには、何カ所かの自生地がありますが、大抵の土地で自生株がほとんど残っていません。これは、栽培するための乱獲が原因です。地元では栽培を続けているところもあるので、それを元の自生地に植え戻す活動も盛んに行なわれていますが、盗掘も後をたたず、いたちごっこの様相を呈しています。沖縄以南では、ごく身近に生育し、何しろ都会の排水溝の壁からが出てくるほど繁殖力が旺盛で、数を減らすことはないでしょう。
観葉植物としては海外の近似種も持ち込まれています。なお、コタニワタリも欧米では栽培種として人気があります。
琉球列島には、リュウキュウトリノスシダ(A. austrasicum (J. Sm.) Hook.)とシマオオタニワタリ(A. nidus L.)があります。この二種は、オオタニワタリと比べて、胞子のう群が中肋から葉の縁までの中ほどにしか達しない点で区別しますが、判断の難しい場合があります。オオタニワタリは中国まで、他の二種はミクロネシアからアフリカにかけての広い範囲に分布しています。
コタニワタリ(A. scolopendrium L.)は葉柄が長く、葉身の基部がハート形になる小型種で、むしろ温帯の植物です。森林の地上に生え、分布は北半球の温帯全域にわたります。
コタニワタリ(イギリス産)ヒメタニワタリ(A. cardiophyllum (Hance) Baker)は、さらに小型で、葉全体がハート形をなし、茎は横に這います。小笠原と大東島に生育しています。
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